簡単に思いつくのは、
学生時代の就職活動と同じく転職サイトの利用、そして、転職エージェント、ハローワークなど。他に何があるのでしょうか?

何が違うの?メリット・デメリットは?

1.転職サイトでの応募

皆さんご存知、転職サイトでの応募です。
学生時代に大手就活サイトに登録し、エントリー→面接を繰り返した方も多いのではないでしょうか?

転職サイトのメリットは、何より気軽に登録、利用ができる、という点です。
逆に、デメリットは情報が多すぎて求人がどう判断すればいいのか迷走する可能性がある点です。公開求人が多いため、公開されていないさらに深い情報が欲しい場合は、別の手段を併用してもいいかもしれません。

2.転職エージェント(人材紹介会社)の利用

転職エージェントは、完全無料であなたの転職活動をサポートしてくれます。
現在、大手から中小企業に至るまで数万社の人材紹介会社がありますが、良い意味で、持っている求人数は、実は天と地の差がある訳ではありません。

メリットとしては、転職活動を自分だけでなく2人(もしくはそれ以上)で行うため、効率が圧倒的にいいこと、また経験豊富なキャリアコンサルタントが、あなたの適性や将来を一緒に考えてくれるため、心強いでしょう。企業とのパイプがあるため、非公開求人も多く持っています。
デメリットとしては、良くも悪くも2人で活動するため、エージェントのスキルや相性によって将来を左右される可能性があること。まずは、しっかりと信頼関係を築くことが大切です。

3.ハローワーク・職業訓練校の紹介

ハローワークとは、厚生労働省が全国各地に設置している「公共職業安定所」のことです。
企業、求職者ともに無料で利用できるため、求人数が多いことがメリットです。

逆に無料で利用できるため、求人の「質」という点においては「?」がつくことがデメリットです。採用にお金を掛けられない、しかし、人材は欲しいという中小企業も多く、実際に入社した後で、求人票の内容と大きく違った、なんてこともあるかもしれません。

4.スカウトサービスの利用

スカウトサービスは転職サイトにこれまでの経歴・キャリアを登録し、それを見た企業やエージェントからスカウトメールを受け取れるサービスです。

「スカウトを待つ」が基本スタンスのため、はじめに労力を掛けずに転職活動を進めることができます。またスカウト限定の非公開求人に出会えるかもしれません。
デメリットは、スカウトの件数が多く、本当にマッチする情報を見落としてしまう可能性があること。受け身の転職活動になってしまい、だんだんと転職意欲が薄れていくこともあり得ます。

5.自己応募(企業サイト、SNS、企業訪問、電話等)

自己応募とは、転職サイトやエージェントに頼らず、自分自身で企業にアタックし、転職活動を進めるやり方です。
ピンポイントに「ココ」とビジョンが明確になっている人にはいいかもしれません。
逆にそれ以外の人には、難しいやり方と言えるのかもしれません。

6.縁故採用・リファラル採用

縁故採用とは、いわゆるコネクションを利用した採用です。
「縁故」には、「血縁や姻戚などによるつながり」といった意味もあり、社内で力のある人間が、その親族や関係者、取引先の血縁者などを紹介することによって成り立つ方法です。
信頼している人からの紹介であれば転職先も安心できますよね。
しかし、その人がいなくなったときや、関係が悪化したとき、本当に本人の適性に見合っているのか、などには疑問が浮かぶのも事実です。

縁故採用と似た言葉に「リファラル採用」があります。
これは、企業が採用戦略のひとつとして 主導していることが多く、一社員の紹介で採用フローに進むのは同じですが、しっかりとした選考があり、必ずしも内定を勝ち取れる訳ではありません。
企業が推進している、ということは、紹介者には何らかのバックがある場合もあります。(実際、数十万円単位で紹介手当が支払われることも…)
その紹介者は、あなたと仕事がしたいのか、紹介手当が欲しいのか、どちらでしょう?

まとめ

いかがだったでしょうか?
自分に合いそうな転職活動の方法はありましたか?

ご存知の通り、弊社は「2.」の人材紹介会社ですが、皆さまと『一緒に悩み、一緒に選択』をモットーとしています。
転職活動の初期は情報収集のため、複数の方法に手を出すのもいいでしょう。
しかし、終盤になる前に絞っておかないと、「迷い」が出てしまうのも事実です。

もし、弊社が皆さまの転職活動の良きパートナーになれたのならば幸いです。
応援しております。