ウェブデザインは常に進化しており、2024年もウェブデザインの世界では新たなトレンドが次々と生まれています。日本においても、最新のデザインスタイル・技術が注目されておりウェブサイトの見た目や機能性も大きく進化しています。
今回は、今年注目すべきウェブデザインの主要なトレンド3選をご紹介します。 是非、最後までお読みください。
Table of Contents
1. Y2Kスタイル
Y2Kデザイン(Year 2000デザイン)は、1990年代後半から2000年代初頭にかけて流行したデザインスタイルです。
鮮やかなネオンカラーやビビッドな色やグラデーション、メタリックやクロームで未来的で洗練された印象を与え、グリッドやワイヤーフレームのデザインは、テクノロジーとデジタルはテクノロジーの象徴として使用されていました。
2024年のWebデザイントレンドとして、このY2Kスタイルが復活し、より現代的なアプローチで取り入れられています。
Y2Kデザインを取り入れる際は、現代的な要素と組み合わせてバランスを見つけることが大事です。
URL:https://www.starbucks.co.jp/beams/coffee-style (参考サイト:BEAMS + STARBUCKS)
2. グラスモーフィズム
グラスモーフィズムとは、視覚的なデザインスタイルの一つで、透明感とぼかし効果を利用して、ガラスのような質感を表現する手法で2020年頃からウェブデザインやアプリデザインでよく使われるようになりました。
透明感とぼかし効果が洗練された美しさとなりユーザーに強い視覚的な印象を与えます。
透明な要素を使用することで、情報の優先順位が明確になりユーザーが必要な情報をすぐに見つけやすくなります。
また、ガラスのような質感がデザイン全体にモダンでフレッシュな印象を与え、ブランドの先進性を強調します。
URL:https://www.speakbuddy.com/ja/about (参考サイト:株式会社スピークバディ)
3.弁当箱グリッドデザイン
日本の弁当箱(お弁当)の仕切りや構造からインスピレーションを受けており、各要素がきちんと区分けされたレイアウトが特徴で、視覚的な整理と情報の効率的な配置を目的としています。
AppleがiPhone14 ProおよびApple Cardのインターフェースにこのレイアウトを導入したため、一気に普及しました。
各セクションがはっきりと区別されているため、ユーザーは迷わずに操作でき、異なるデバイスや画面サイズに応じてレイアウトが柔軟に変化するのでレスポンシブデザインに適しています。
まとめ
以上、2024年ウェブデザイントレンドを3つ解説しました。
トレンドとなっているデザインを学ぶことはもちろん、ユーザーの使い勝手にも配慮を深めることが大切です。
今回紹介したデザイン技法をぜひご自身の制作に取り入れてみてください。